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現代音楽・クラシック

ホーム > ひろしまオペラ・音楽推進委員会 > 現代音楽・クラシック > おすすめ事業 > 細川俊夫作曲オペラ「松風」【新演出】(ドイツ語上演、字幕付)

おすすめ主催事業

H♪rosh♪ma Happy New Ear OperaⅣ
「松風」
月光の下 汐を汲む女の魂は 叶わぬ恋を待ち続ける女の情念
原作/観阿弥 改作/世阿弥
台本/ハンナ・デュブゲン
作曲/細川俊夫
1幕5場/ドイツ語上演/字幕付

能『松風』を基にドイツ語でオペラ化された「松風」は、
2011年にベルギーのモネ劇場で世界初演された細川俊夫の第3作目のオペラ。
指揮の川瀬賢太郎、演出の岩田達宗のコンビで能舞台を活用した新演出の広島初演!
2018年1月に能舞台で細川俊夫の「班女」を上演して以来のコンビは
細川音楽を知り尽くしており、その取り組みが期待される。


音楽監督 細川俊夫


指揮 川瀬賢太郎


演出 岩田達宗


オペラ「松風」 新演出による広島初演!

 Hiroshima Happy New Ear オペラシリーズ第4回目は、2011年世界初演、その後世界6か国で40回以上公演され、2018年2月、新国立劇場で日本初演を迎えた細川俊夫の現代オペラ「松風」を、オペラ演出家 岩田達宗の新演出で上演します。
 能『松風』を基にドイツ語でオペラ化されたこの作品は、オペラファンのみならず、美術やダンスといった多様な分野のファンへ大きな影響を与えたことが評価され、第31回ミュージック・ペンクラブ音楽賞を受賞するなど好評を博しました。

日本固有の「能」を題材に、恋慕の情の表現が際立つ情緒豊かな『松風』を、アステールプラザの特徴である能舞台を活用して能の持つ力を活かし、広島オリジナルの『松風』を上演します。どうぞご期待ください!


松風チラシ表


松風チラシ裏

-あらすじ-

 ある秋の夕暮れ、諸国を旅する僧が須磨の浦を訪れる。
訳ありげな一本の松を見つけ、在原行平の寵愛を受けた松風、村雨という姉妹の墓標であると知った僧は、二人の霊を弔い、岸辺の塩屋で主を待ち眠り込む。
 その夜、若い二人の汐汲の女が現れ、美しい月明かりの下で汐を汲む。
僧は二人と秋の夜語りを始め、この地に縁のある行平の詠んだ和歌を引き、
夕刻浜辺で弔った松の木のことを話す。
 すると二人は涙を落とし、自分たちがその松風と村雨の亡霊だと明かし、行平への思慕の念を語る。
 松風は、行平の形見の狩衣と烏帽子を身に着け、恋慕の情にかられ激しく舞い、
松を行平と思い寄りすがる。
 村雨はなだめるが、やがて行平の幻影に狂乱し、二人の叫びは雨と風の音に転じてゆく。
 夜が明けると、塩屋はなく二人の姿は消え、ただ松を吹き抜ける風が吹くばかりであった。

日時
2020年2月15日(土)14時開演(13時30分開場)
2020年2月16日(日)14時開演(13時30分開場)

会場
JMSアステールプラザ中
ホール(能舞台)

音楽監督
細川俊夫

指揮
川瀬賢太郎

演出
岩田達宗

管弦楽
広島交響楽団

キャスト

役名 2月15日(土)・16日(日)
松風 半田 美和子
村雨 藤井 美雪
旅の僧 初鹿野 剛
須磨の浦人 山岸 玲音


※やむを得ない事情により出演者等が変更になる場合がございます。あらかじめご了承ください。

スタッフ
副指揮、マエストロ・ソスティトゥート/平野満
美術デザイン/増田寿子
衣裳デザイン/半田悦子
照明デザイン/大島祐夫
舞台監督/菅原多敢弘
演出助手/唐谷裕子

チケット料金
S席 4,500円
A席 3,000円
車いす席 4,500円 ・介助者1名無料(パイプ椅子)、JMSアステールプラザのみ扱い

※就学前のお子様のご同伴、ご入場はご遠慮ください。
※公演中止の場合を除き、チケットの変更及び払い戻しはいたしません。

チケット販売所
エディオン広島本店、福屋広島駅前店、中国新聞社読者広報室、JMSアステールプラザ
電子チケットぴあ(Pコード:166-309)、ローソンチケット(Lコード:62627)
オンライン販売→ こちら (CNプレイガイド)

主催
ひろしまオペラ・音楽推進委員会、広島市、公益財団法人広島市文化財団 アステールプラザ、中国新聞社

共催
公益社団法人広島交響楽協会

助成
平成31年度文化庁文化芸術振興費補助金(劇場・音楽堂等機能強化推進事業)独立行政法人日本芸術文化振興会

後援
広島市教育委員会、NHK広島放送局、中国放送、広島テレビ、広島ホームテレビ、テレビ新広島
広島エフエム放送、FMちゅーピー76.6MHz

【お問い合わせ】
ひろしまオペラ・音楽推進委員会

〒730-0812 広島市中区加古町4-17 JMSアステールプラザ内
TEL:082-244-8000 FAX:082-246-5808
e-mail:naka-cs@cf.city.hiroshima.jp


 


「オペラ通信」ご案内

ひろしまオペラ・音楽推進委員会では、公演のレビュー/プレビューや、公演関係者へのインタビュー記事、各種公演やコンサート情報などを掲載した『オペラ通信』を夏と冬の年2回発行しています。今回は「松風」メインキャストのお二方のインタビューを掲載しています!

『オペラ通信』はアステールプラザ、各区民文化センター、公民館の他、広島市内の主要公共施設で無料配布しています。

「松風」の記事をたくさんの皆様にご覧いただきたいので、ホームページでも公開しています。下のアイコンからご覧ください!


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オペラ通信2019冬号