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演劇引力廣島

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プロデュース公演

2019年02月20日

▼演劇引力廣島 第16回プロデュース公演
『顔も、声も、』

作・演出:象千誠

出演:秋谷悠太、上岡久美子(寅卯演劇部/劇団たわけもの)、内田有咲(グンジョーブタイ)、落合晶子、合田基樹、近藤なつみ、篠田和樹(広島修道大学演劇部[劇団ちくたく])、竹野弘識(メガジョッキ/グンジョーブタイ)、橘享、中川綾子(オナゴDX)、浜井美樹、林大貴、平岡涼佳、藤本裕、米倉愛
guest 田原靖子(カムカムミニキーナ)

日時:2019年
2月20日(水)開演19:00
2月21日(木)開演14:00/19:00
2月22日(金)開演19:00
2月23日(土)開演14:00/19:00★ 
2月24日(日)開演14:00
★終演後にアフタートークあり

会場:JMSアステールプラザ 多目的スタジオ

演出:象千誠

舞台美術:長田佳代子/照明:大田真未[篠本照明]
音楽:加藤健一/音響:奥隆史[SHINOMOTO-SE]/振付:玖島雅子[DDK dance create]
舞台監督:松下清永/大道具製作:美術センター
演出助手:田中遙/舞台監督助手:西村耕之、池田典弘
演出部:井塚昭次朗、智谷久音、松本朋子、三浦有美
スチール:水戸亜祐美 宣伝美術:宇都宮博美
制作部:宇都宮博美、平大作[ナミキジャンクション]
制作:神明恒彦、金沢章子、井藤久夫[(公財)広島市文化財団 アステールプラザ]

スペシャルサポーター:蓬莱竜太

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逃げた。けれど、捨てられなかった。

平成の終わり。地方都市の片隅。真冬の朝に、スーパーの清掃員だった中年女性が死んだ。わずかに遺されたもの――差し出されなかった姉への手紙、チェーホフの文庫本、幹の折れたりんごの苗木。職場の同僚たちは彼女が駆け抜けた50年を辿る旅に出る。
昭和の終わり。青森。やがて朽ちていく宿命のりんご農園で美しい姉と暮らしていた少女は、なぜ孤独の道を歩んだのか。そして、彼女が最後に守りたかったものとは……。

19世紀のロシアの作家、アントン・P・チェーホフの戯曲『かもめ』『三人姉妹』『桜の園』をはじめ彼の遺した多くの作品に着想を得て、現代日本に生きる私たちの喪失と再生を描く意欲作にどうぞご期待ください。

演劇界の第一線で活躍する演出家と創作活動を行うことで、スキルアップを図り、互いが刺激し合う環境の中で、地域のオリジナリティを生かし、地元広島の演劇界の“フラッグシップ”と呼べるクオリティの高い作品の創造発信を目指してきた「演劇引力廣島」。
第16回となる今回は、その長い道程の中で共に切磋琢磨し、地方都市で演劇活動を続けていくことの意義や課題や豊かさについて、日々考え続けているという、広島在住の象千誠(ぞうちせい/対岸ビバーク主宰・第21回日本劇作家協会新人戯曲賞受賞)を演出に迎え、オーディションで選ばれた皆さんと、地域での創作によりこだわりながら、公演を行います。

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主催:(公財)広島市文化財団 アステールプラザ、広島市

助成:芸術文化振興基金

後援:広島市教育委員会、中国新聞社、中国放送、広島テレビ、広島ホームテレビ、テレビ新広島、広島エフエム放送、FMちゅーピー76.6MHz、広島演劇協会

協力:オナゴDX、カムカムミニキーナ、グンジョーブタイ、劇団たわけもの、シバイエンジン、対岸ビバーク、寅卯演劇部、広島修道大学演劇部[劇団ちくたく]、メガジョッキ(敬称略)