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現代音楽・クラシック

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もうひとつのひろしまチェンバーソロイスツコンサート その4
クラシック オーケストラ等練習場
もうひとつのひろしまチェンバーソロイスツコンサート その4
2025年1月26日(日)開演 15:00
今回の「もうひとつのひろしまチェンバーソロイスツコンサート その4」はベートーヴェン特集です。 ベートーヴェンの音楽をたっぷりご堪能ください。 ※JMSアステールプラザ情報交流ラウンジにて大好評発売中!!
アンサンブル響 第16回演奏会「知られざる名曲の世界・弦楽四重奏編」
クラシック オーケストラ等練習場
アンサンブル響 第16回演奏会「知られざる名曲の世界・弦楽四重奏編」
令和6年11月23日(土)16時開演
広島交響楽団の奏者を中心に結成されたアンサンブル響、16回目の演奏会は知られざる名曲の世界特集!! ※JMSアステールプラザ情報交流ラウンジにて好評発売中!!

お知らせ

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現代音楽・クラシックとは

現代音楽やクラシック音楽の演奏会を通して市民に良質な音楽の紹介や、地域の芸術家や次世代を担う若者や団体の育成を図っています。
また、各事業を通して魅力ある市民文化の創造に寄与し、音楽を「ひろしまの文化」として全国に発信します。


現代音楽公演

広島市出身で国際的に活躍する作曲家の細川氏を音楽監督に迎えて最先端の現代音楽を広島の文化として定着させるため、広島から「現代音楽」を創造発信し、市民が新しい「音」に出会うことを目指します。また、地元の現代音楽の活動団体の演奏会を支援しています。

『HIROSHIMA HAPPY NEW EAR』(広島の新しい耳)。
"HIROSHIMA HAPPY NEW EAR"とは、馴染みのない「現代音楽」という新しい「音楽」に出会うことを新年(HAPPY NEW YEAR)になぞらえて、広島の新しい耳(EAR)と名付けたものです。


クラシック音楽公演等

プロ主体の演奏団体等の演奏会を実施し、市民に優れた小編成の音楽鑑賞機会を提供しています。また、プロの演奏家による楽器演奏技術の指導を行い、次世代の音楽を担う人材の育成を図っています。


Hiroshima Happy New Ear Opera Ⅳ オペラ「松風」
「第18回佐川吉男音楽賞 奨励賞」を受賞

令和2年(2020年)2月に上演した細川俊夫 作曲のオペラ『松風』<新演出広島初演>(JMSアステールプラザ中ホール能舞台)が、「第18回佐川吉男音楽賞 奨励賞」を受賞しました。

[音楽監督]細川俊夫 [指揮]川瀬賢太郎 [演出]岩田達宗 [管弦楽]広島交響楽団 [合唱]ひろしまオペラルネッサンス合唱団
[出演]松風/半田 美和子 村雨/藤井 美雪  旅の僧/初鹿野 剛  須磨の浦人/山岸 玲音
[制作]ひろしまオペラ・音楽推進委員会

【受賞理由】
ひろしまオペラ・音楽推進委員会は、地域に根差した「ひろしまオペラルネッサンス」事業を1992年から継続し、人材育成やオペラの普及に実績を重ねてきた。加えて2011年からは細川俊夫音楽監督のもと、現代音楽企画「HIROSHIMAHAPPY NEW EAR(広島の新しい耳)」のオペラシリーズを中ホール(能舞台)で実施。第4回に《松風》が上演された。
《松風》はダンスオペラとして2011年ベルギーで初演された作品だが、岩田達宗演出ではダンスを入れず、原作の能の世界に拠りつつも歌でドラマが進むというオペラの基本的な形に立ち返り、音楽の表現力を大きく引き出すことに成功。松風(半田美和子)、村雨(藤井美雪)の主役2人は、動きのある所作を流麗にこなしつつ、壮絶なまでの歌唱表現で、単なる「恋の情念」を超えた人間存在の深い苦悩とそこからの解放を歌い、感動を呼んだ。川瀬賢太郎指揮のもと管弦楽(広島交響楽団)と合唱団(ひろしまオペラルネッサンス合唱団)も時に繊細、時に高揚感に富む音楽を情感豊かに好演。日本の伝統が現代オペラにつながる優れた道筋が一つ示された。


第18回ミラノムジカ・フェスティバル
細川俊夫作曲「ヒロシマ・声なき声」イタリア初演へ

ソリスト・合唱で出演しました!


日時  2009年11月8日(日)
会場  イタリア・ミラノ ヴェルディ音楽院ヴェルディ・ホール
出演  アンドレア・ペスタロッツァ(指揮)
    イタリア国営放送交響楽団
    藤井美雪(アルト)
    ひろしまオペラルネッサンス合唱団

細川 俊夫

音楽監督:細川俊夫 Toshio HOSOKAWA
1955年広島生まれ。1976年から10年間ドイツ留学。ベルリン芸術大学でユン・イサンに、フライブルク音楽大学でクラウス・フーバーに作曲を師事。

1980年、ダルムシュタット国際現代音楽夏期講習に初めて参加、作品を発表する。以降、ヨーロッパと日本を中心に、作曲活動を展開。日本を代表する作曲家として、欧米の主要なオーケストラ、音楽祭、オペラ劇場等から次々と委嘱を受け、国際的に高い評価を得ている。

2004年のエクサンプロヴァンス音楽祭の委嘱による2作目のオペラ《班女》(演出=アンヌ・テレサ・ドゥ・ケースマイケル)、2005年のザルツブルク音楽祭委嘱のオーケストラ作品《循環する海》(世界初演=ウィーン・フィル)、第5回ロシュ・コミッション(2008年)受賞による委嘱作品である2010年世界初演のオーケストラのための《夢を織る》(クリーヴランド管弦楽団によって、ルツェルン音楽祭、カーネギーホール等で初演、2013年英国作曲家賞受賞)、2011年のモネ劇場の委嘱によるオペラ《松風》(演出=サシャ・ヴァルツ)、ユナイテッド・インストゥルメンツ・オブ・ルシリンの委嘱によるモノドラマ《大鴉》、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団とバービカン・センター、コンセルトヘボウの共同委嘱による《ホルン協奏曲─開花の時─》といった作品は、大野和士、準・メルクル、ケント・ナガノ、サイモン・ラトル、ロビン・ティチアーティ、フランツ・ウェルザー=メストなど、世界一流の指揮者たちによって初演され、その多くはすでにそれぞれのジャンルにおけるレパートリーとして演奏され続けている。

2013年のザルツブルク音楽祭では、二度目となる同音楽祭委嘱作品、ソプラノとオーケストラのための《嘆き》の初演をはじめ、《古代の声》(アンサンブル・ウィーン=ベルリン委嘱作品)の初演ほか、多くの作品が演奏された。2014年、《トランペット協奏曲「霧のなかで」》(サントリー芸術財団「サマーフェスティバル」で初演)で3度目の尾高賞を受賞。近年、人と自然の関わりを見つめ直し、祈りと鎮魂としての音楽を書き続けており、2014年には《アイオロス》《フルス》といった協奏曲や歌曲《3つの天使の歌》などが次々と欧州で初演され、2015年には2人のソプラノとオーケストラのための《嵐のあとに》(東京都交響楽団創立50周年記念委嘱作品)が、同年11月に大野和士と同楽団により東京で初演、そのヨーロッパツアーにおいて各地で初演された。

2016年1月、東日本大震災の後の福島をテーマとしたオペラ《海、静かな海》(ハンブルク国立歌劇場委嘱作品。原作・演出:平田オリザ)がハンブルクで初演。2017年12月には、アンサンブル・アンテルコンタンポランの委嘱によるオペラ《二人静─海から来た少女─》(原作:平田オリザ)が、マティアス・ピンチャーの指揮によってパリのシテ・ドゥ・ラ・ミュジークで初演(演奏会形式)。2018年7月、オペラ《地震・夢》(シュトゥットガルト歌劇場委嘱作品。台本:マルセル・バイアー、原作:ハインリヒ・フォン・クライスト『チリの地震』)がヨッシ・ヴィーラーとセルジオ・モラビトの演出、シルヴァン・カンブルランの指揮によりシュトゥットガルト歌劇場で初演。いずれも大きな注目を集めるとともに、高い評価を受けた。
2001年にドイツ・ベルリンの芸術アカデミー会員に選ばれる。東京交響楽団1998-2007、ベルリン・ドイツ交響楽団2006/2007シーズン、西ドイツ放送局合唱団2006-2008シーズンのコンポーザー・イン・レジデンス、およびネーデルラント・フィルハーモニー管弦楽団2013/2014シーズンのコンポーザー・イン・レジデンスを歴任。2006/2007年および2008/2009年、ベルリン高等研究所からフェロー(特別研究員)として招待され、ベルリンに滞在。2015年モーツァルト・フェスティバル(ヴュルツブルク)のコンポーザー・イン・レジデンス。2012年にはドイツ・バイエルン芸術アカデミーの会員に選出された。2012年秋、紫綬褒章を受章。2018年度国際交流基金賞を受賞。

現在、武生国際音楽祭音楽監督、東京音楽大学およびエリザベト音楽大学客員教授。