打ち抜いたのは、退屈・・・ 
 
 演劇ワークショップ事業“演劇引力廣島”
 平成16年度プロデュース公演
 H e d d a  G a b l e r    
『 ヘ ッ ダ ・ ガ ブ ラ ー 』  
 作/ヘンリック・イプセン 訳/毛利三彌 東海大学出版会刊)
 

ヘッダ・ガブラーTOP 公演概要 プロデュース公演の目的
作品「ヘッダ・ガブラー」について あらすじ 人物相関図
本公演の企画について “演劇引力廣島”とは 演劇ワークショップの活動実績
演出家&演出監修プロフィール (財)広島市文化財団TOP

あらすじ

 ヘッダは美しい将軍の娘。見栄っ張りだが臆病で嫉妬深く、望みや欲は高いが、生来のプライドが邪魔をしてか自分からは何もせず、何もできない。夫の学者イェルゲンとの新婚生活もヘッダにとっては退屈でしょうがない。夫の身内にも大して興味がなく、思いやりのない態度をとる。そんなある日、ヘッダと同窓生のエルヴステード夫人が「相談がある」とテスマン邸を訪れる。話を聞くと、彼女は家を捨てて、ヘッダの昔の恋人であるレェーヴボルグと仕事をしているのだと言う。ヘッダは驚くが、自分の道を自分で切り開いていくエルヴステード夫人に嫉妬心を持つ。そして、その感情は次第に彼女自身を追い詰めていく。